一期一会
今朝の一瞬の朝焼け
このすぐ後に色は薄れていき、やがて消えていきました。
こちらは昨日の朝の風景
川には、実はたくさんのカモたちが岸辺にいて、
冷たい朝の水の中でも、いそいそと羽を繕っていました。
一期一会の風景
ここのところ自分の回りでたくさんの変化があります。
日常の中で続いてきた当たり前の中のちょっとした”変化”
思いもしなかった受け入れなければいけない”変化”
どちらにしてもその瞬間は一期一会のものになるのだなぁと思うのでした。
シュタイナーの人生を七年ごとに考える・アーキタイプでいうところの
第3ムーンノードもすぎ、第9七年期の本質の時代に突入した私。
さぁ、私の本質とは…とふとした時に思うのですが
流石に若い頃のように身構えることはなく
自分の“真”を日々の中で見つめなおしていき、まっすぐに立って変に力が入っていない状態の私って
どんな状態の時なのだろうと、考えたりしています。
すぐに罪悪感を感じたり、現状を否定しがちで、誰かや何かと比べがちな私なのですが
それを手放すにはどうしたらいいのかしら…とも思います。
誰かが頑張っていたりすると
すごいなぁ…と感動したり感心したりすると同時に
なんだか置いてきぼりにされているようにも感じる部分を手放しきれていないのが
今の状態。
何か変化が生きた時に
変に意味を求めたり、私の役割は?と問いかけたり、焦ったりする。
それも今の状態。
でもそれって、”いけない”ことでもないような
現状を認識しているという意味ではよいのかもしれませんね。
今の私は変化を受け入れるために少し落ちていてもいいのかもしれません
平家物語の冒頭文
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂には滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。
・・・が、妙に心に響いているようなしみじみとした感覚があったり
昔の映画 邦題「今を生きる」で、ロビン・ウィリアムが言ったセリフ
古代ローマの詩人ホラティウスの”Carpe diem(カルペ・ディエム)”
薔薇のつぼみは早く摘め、
時は過ぎ行く、
今日咲き誇る花も
明日は枯れる。
今を生きろ若者たちよ。
今はすぐに過去になる
その過去を今作る私たちは、
今 この瞬間を 思いのままに生きるのだ
同じような内容に思えるけれど、『今を生きる』の方は
輝かしい光が見えるように思える
この微妙な二つの感情が 私の中でゆらゆらと揺らめきながら同時に存在しているのです。
そんなことをつらつらと思っていると
『今を生きる』=マインドフルネス
になんだか勇気をもらえるので、すこしは上がってきているのかなぁとも思います。
一期一会を 出会いを大切に 楽しんでいきたいですね。