インスピレーション
寒い日の早朝の散歩
この日は、日が当たりだすといっせいに蒸気が上がるように空気が動き始め
周りの景色が輝くようでした。
まるで草木が一斉に深呼吸をしているような
おひさまが早く起きなさいよーと言っているような
なんだか会話が聞こえるような時間でした。
もう立春も過ぎているので暦の上は春なわけですが
美しい冬の朝が愛おしくなる1日の始まりでした。
さて
そうはいってもビーンズは
小さなお雛さまたちがにぎやかに勢ぞろいしています。
今週中には「大きなお雛様=雛飾り」を出そうと思っていますが
そうなると冬王様はもうお休みとなるので…少し寂しい
2月は1年で一番寒い時期とも言いますし、ゆっくり春を楽しんでいきたいと思っています。
この冬の朝の写真を撮った日
実は久しぶりの散歩をした日でした。
息子の引っ越しの手伝いに行っていたり
雪の日が続いていたりして
2週間ぶりくらいの時間だったのです
散歩は1時間くらいを近くの公園(林みたいになっているところもある)と
そこまでの道のりを歩くのですが
たまに、まるでひらめきのように考えが浮かぶことがあります。
バイオグラフィワークをしていると、日常のふとしたことに私自身の深いところにつながる
『本質』みたいなものが隠れていて、それが無意識の思いの癖になっていて
その”無意識”を意識化に置くのがどれだけ大切か…ということwじっかんするのですが
この日も歩きながら、本当に些細な人との違いを思って
「誰かにとっては、それが困難なのだろうけれど、どうしても私には理解できない
理解できないとはいえ、それはその人の問題なのだから、私がそれに対して
どうこう思うのも変な話…なのだけれどなんでこんなに気になるのかなぁ」
と、つらつらと考えていました。
写真の通り、光があふれ 自然が深呼吸しているような美しさや爽やかさを感じつつ
同時に、そんな考えも私の中に存在していました。
その時
ウォーターバイオレット
という言葉がふと思い浮かびました。
…ウォーターバイオレット?
バッチフラワーレメディーはマイナスの状態から見ていくものなので
このレメディ―の本来のマイナスの指標は
『人と気持ちを通わすことに対してわずらわしさと疲労を感じ、壁を作ってしまいます。
他人の領域に踏み込むことを極端に嫌ったり、プライバシーを守りたがります。
自分のうちを出さないところからプライドが高く見られたりして
周りから浮いてしまい孤独感を感じてしまいます。
病気の時ですら放っておいて欲しいと感じ、自分に注目 が集まることを嫌います。』
というものです。
バランスが取れている時は、自分の時間を大切にし、他者との距離感を自分なりに上手に保つことができ
孤独感や距離感を感じたりすることなく楽しむことができるのです。
実は私は、このウォーターバイオレットがタイプレメディーの一つで
どちらかというと団体行動が苦手なタイプ。
ウォーターバイオレット以外の資質とも複雑に絡まり合っているところもありますが
無意識レベルになるくらいこのレメディ―のタイプは私の中に浸透しています。
しばらく意識に上がっていなかったこのレメディ
ふと考えてみると、このもやもやは
どうしても理解できないことを受け入れるのに、拒否を感じているのか?
決して理解することができない事実をそのまま受け入れることが必要な時に
他者の考えを自分の中に受け入れることに対する拒否反応も関係あるのかもしれない
ウォルナットのように境界線を強くしたりして
あなたはあなた 私は私
というバウンダリーを強くすることも大切
ロックウォーターのように
私の考えが私の中で正解だとしても
それがすべての人の正解なわけではないのだから
~ねばならないと思いすぎることは手放そう
ということも大切
ビーチのように、本質は置いておいてなんか嫌い…
みたいに、偏った感情のバランスをとって
よいところにもちゃんと注目する
ということも大切
どれも摂ってみたけど、なんでモヤモヤが続くのかなぁ
そうなのか…私は本質的に自分を守るために…
理解できないと感じた時、他者との間にできる隔たりに
必要以上に孤独感を抱えてしまうことが怖くて
無意識に受け入れないようにバリアを張っているのかもしれない。
と思いました。
シュタイナーの哲学の中にも ほかの精神世界の学びの中にも
人間に意識はすべて高次の世界でつながっていて
宇宙・自然のその一部で根っこは同じなのであるという
ちょっとの地上とは離れているようなこの考え方ですが
発明家が、努力して努力して それでも行き詰ってしまって
絶望を感じつつ生活している時に
ふと窓の外を眺めていたらある考えが浮かんだ…
というような話ってよく聞いたことがあるけれど
そんなところまではいかないにしても
バイオグラフィワークの世界会議や総会
読書会やワーク
バッチフラワーレメディーのコンサルテーションや実践
それに日々触れていて、シュタイナーの哲学が生活の一部に
なっていることを続けていると
ふと、した時につながる瞬間があって
それが思考とちゃんと結びつくことができるんだなぁ…と
本当に感謝しました。
そして今飲んでいます。
こんな風に文字にすることができたのも、一歩前進なのかな(#^.^#)