もう9月も終わりですね
いつも気が付けば はっと息をのむような 赤の 曼殊沙華
夏のツユクサの青との対比がとても美しいです
9月も もう今日で終わり…
暑いのですが、明日から10月です。
今年の10月は税金が上がるとともに、変化があります。
税金だけでなく、それに伴って値上げがあります。
輸送費のこととか、海外からの関税のこととか…いろんな都合があるのでしょうが
値上げはやはり…売る側としてもつらい気持ちになります。
ビーンズは、もともとシュタイナーの出会いの場から始まりお店の役割は
その後の「流れ」で派生したところがあります。
そして私の課題である「お金」との付き合い方。
今度の新1万円札の肖像画になる、渋沢栄一は「道徳と経済を調和させる」という理念を生涯貫いたといいます。
彼のバイオグラフ―のを読み解くまで入っていないのですが、
少し触れるだけでも、彼のうちに生きている「有機的につながることの大切さ」を強く感じることができます。
そんな風に私もお金と付き合っていきたいと思うのですが、
さて 具体的には…ということで戸惑うのです。
ビーンズに置いておいてあるものは目新しいものはあまりなく、第1 7年期(0~7歳)の子どもとお母さんたちに触れてほしいものが多く、それ以外のものでも
そこに”ある思い”を込めているものが置いてあります。
私自身も触れてきて、子どもたちにも思いと共に私、伝えてきたものがあります。
そのために、私は必要であると感じたものを学び、それを伝えることを私の「仕事」としてありたいと願っています。
次の世代に 文化のように手渡していきたいと思っているですが、
そこに、かかわってくるのが、「道徳と経済の一致」です。
よいものは人の「手」でつながって私たちの手元に届いています。
その人の顔は知らなくても、その人を信頼する思いがその「もの」の中に入っていて、
自分の手元に来たものが表示通りのものであると思いお金を出しています。
有機的につながりを「お金」という物質的なものに対価交換しているのです。
このものにはこれくらいのお金を支払うという価値がある。
そういうものにお金をかけることは、納得して自分の中に生きてきます。
そして、また有機的につながっていく。
…そう心から思っています。
流通にしても、今日出したものが明日確実に届く日本…素晴らしいです。
人と人とが信頼しあってこその出来事。
そして、シュタイナーの社会三層構造
経済の友愛 法の下の平等 精神の自由
すべてはつながっています。
ものではないことにお金を支払うこともあります。
それも、自分自身でその価値を決め、自分の人生の…魂の成長のために支払います。
自分自身が変わるとき、自分だけが変わるなんてことはあり得ません。
自分に関わる全てが変わっていきます。
恐怖や不安によっておこる変化は、そこから発展することはなくどんどん閉ざされていきます。
反対に希望や愛からの変化は、そこだけにとどまらず変容し発展していきます。
…でも、そういうことを意識しないとすぐに「損得勘定」にやられます。
私なんか、わかっているのにため息が出たりします。
値上げ…申し訳ない(´;ω;`)
実際に、仕入れるときなんか
なんでこんなに値上げしたのさ―――と
がっかりする気持ちになったりする時もあります。
でも、有機的なつながりを求めて、伝える思い繋がる思いは自信をもっていきたいと思ってます。
あ、力こぶが見えそう(^^;
そういう赤い思いを秘めて でも やさしい秋の光のように いきたいと願っています。