お花たちの話

夏の暑さから一息…という感じの今朝の雨

まだ、本格的な夏ではないのですが、急な変化は大変でしたよね💦

 

雨降りの庭はすごく生き生きとしていて、植物たちも

やっと息ができた

というようにみえます。

 

春先に見る、まるでオイリュトミーの「I い」のように感じていた様は

今は 「A あ」 のように世界に向かって大きく開いているように見えます。

 

自らのすべてをさしだし 世界のすべてを受け入れる

 

そんな風に感じます。

 

コデマリは、小学生のころからなぜか大好きで、ユキヤナギのあとに

少し豪華なポンポンのようなこのお花が咲くと嬉しくて見とれていました。

 

いちごの花は「バラと金星」という講座を受けてからバラ科のお花がとても気になり

桜の後に咲くこの一重のよりバラにより近い花を見て

「本当にバラ科なんだ…」

と当たり前の感想を持ちつつ、感動していました。

 

ハナミズキのお花は、ゲーテ的植物観察で選んだお花で、うちの庭に咲いています。

それから、ずっと なんだか「身近」な気持ちになって

事あるごとに観察していますが

今年はいつもより生き生きしている気がしてうれしい!

というのも去年がめちゃくちゃ元気がなくて枯れてしまうのかな…と心配していたので

よりそう思うのかもしれません。

 

どれも、「対話・ダイアログ」を意識的に獲得してから、

より感じるようになりました。

 

ダイアログ…すべての基本だと思うこの感覚をバイオグラフィワークで初めて認識した時の感動は

きっとずっと心の中の光です。

 

 

これは少し前…1週間くらいかな

エーザイの薬草園と川辺にある、左からレッドチェストナットの蕾、ホリー、ウォルナットの新芽です。

 

こちらは今日のうちのお庭の、スターオブベツレヘム

みんなバッチフラワーで使われている種類です。

うちのスターオブベツレヘムは少し遅いみたいで、もう満開に咲いている場所もあるみたいです。

 

このお花がバッチのお花と知らない時に、季節のテーブルに飾っていて、

 

なんだかこのお花、癒される…

 

と、感じていたので、このお花の持つ力を聞いたとき、なるほど…と納得しました。

 

スターオブベツレヘムは・・・

キーワードは 肉体的・精神的・感情的なショック。トラウマ

 

心理的・肉体的ショックの後遺症、トラウマ PTSD(心的外傷後ストレス障害)などに使われます。

突然の悲報や強い驚きや失望のあった直後にも使われますし、

何年も前に起こったこと、幼少時や過去のトラウマが影響を及ぼして、

未だにたちなおることができなくなっているような状態に使われます。

出産直後の母親と新生児の両方に使うと役立ちます。

 

トラウマというと少し重くとらえがちですが、心のどこかに誰でも持っている感情ですよね。

 

内面が癒されることによって、過去を受け入れることができるようになります。

何年も蓋をしてきたことを見ようとする勇気がもてます。

 

このお花は、球根を持つお花です。

種もありますが、土の中で株が増えて新しく目を出します。

 

球根を持つ花は、ヒヤシンスにも代表されるように、土の力がなくても水と空気と光で成長することができ

 

おなじ球根を持つユリは、受胎告知の時に大天使ガブリエルが手に持ちながらマリアに告知をしています。

大地に根差していないところで、天上的な意味合いを持っています。

 

そういう意味では、どうしても心から取り去ることのできない、心に根差してしまっている感情を癒してくれるのに、

目に見えない、でも必ずある…シュタイナー的にいうと

「霊的な力」

で癒してくれるのには、納得のお花ですよね。

 

その他のお花のお話も、また折を見てお話ししますね(#^.^#)